警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日単位・レベル)
東京だったら…
【治安つぶやき】
22日午後10時19分、それは起きた。長野県北を震源とするM6.7の地震だった。この地震で141棟が全半壊、重傷7人を含む44人がケガをした。24日の新聞やテレビは崩落した建物内から次々に救出されたドラマを報じている。
「天井崩落で下敷きの妻 地域社会住民が駆けつけ救出」「住民一丸で救出」「生きている 倒壊家屋から2歳児 住民も救助参加」…
警察や自衛隊、あるいは地元消防団などの救助活動だけでなく、地域住民の活躍が「犠牲者ゼロ」という「奇跡」を産んだ。
どの家に何人の家族が住んでいるのかを地域の人たちが互いに熟知したうえでの助け合いの結果だったという。
これが東京だったらどうか?オフィス街と住宅街では違うが、住宅街で果たして長野県民のような助け合いはできただろうか?例えば防災無線だ。ビルが多い都市構造にもよるが、音が低くて何を言っているのか聞こえない。
人の命を守るはずの放送に「うるさい」の苦情の出る地域もあるという。地域住民全体のために放送する緊急時のわずか何十秒も我慢できないのだろうか。設置箇所に不備があるとすれば行政の怠慢でもある。
日頃のちょっとした思いやりが人の命を救う。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント