警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(15、16日単位・レベル)
ひったくりは怖い犯罪だ
【治安つぶやき】
14日夜、埼玉県川口市とさいたま市でバイクを利用したひったくり事件が5件相次いだ。埼玉県警はいずれも2人組の若いによる犯行とみて捜査している。川口市の事件では26歳の女性が奪われそうになりが転倒している。
今月5日には東京・墨田区で路上を歩いていた84歳の女性の手提げカバンをひったくった際に女性を転倒させて大けがをさせたとして21歳の男が警視庁に強盗傷害容疑で逮捕された。
警察庁によると今年10月までのひったくり認知件数は5319件で前年同期より1392件も減った。これに対して検挙率は14.2ポイント上昇して58.1%だった。
認知件数の多いのは9月現在と順位は変わらずワースト1が大阪の1135件。以下は神奈川の694件、東京の671件、埼玉の503件、兵庫の449件の順。これまで上位にランクインしていた千葉は414件も減らして326件。半減させている。
検挙率の高いのは奈良の353.6%を筆頭に千葉の204.6%、佐賀の175.0%、栃木の111.5%、滋賀の83.3%などだが、低いのは愛知の12.2%、宮城の13.5%、富山の15.0%、大分の16.7%、岡山と愛媛が20.4%だった。
ひったくりは場合によっては重大事件に発展する危険性を秘めており、千葉のような徹底した検挙以外に勝る防犯はない。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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