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2014年11月 8日 (土)

2014年11月 8日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(8、9日単位・レベル)
警察手眼
【治安つぶやき】

2009_1228_222559212F1010420 住民の要望に応えられなかった埼玉県警は、次のように説明しているという。
 管内では今年10月までに、特殊詐欺の予兆電話が1万8597件あった。そして10月は1日平均約61件に上ることから「予兆電話だけで応援を要請されても全て対応できない」=産経新聞
 平成13年3月16日、衆院内閣委で埼玉と新潟、北海道警察を中心に警察官の定員問題が質疑された。この時、当時の田中長官の説明によると平成12年現在の警察官数は埼玉県警が8755人、新潟県警が3685人、北海道警が9489人。警察官の定員は条例で決められている。が、問題は警察官1人当たりの負担人口だ。埼玉県警は1人当たりの負担人口は798人で全国1位だった。不運だったのは桶川ストーカー殺人事件だ。この時、人員不足が問題にされた。人員不足は多くの県警で抱えており、増員が検討され、国会の場で議論されたのだ。
 その結果、近年の警察はストーカーなど新たな治安課題が出現するなどの問題もあることから増員が決定され、埼玉県警は負担率が762人に減ったがそれでも全国1だった。
 ちなみに外国の例ではアメリカは385人、フランスは293人など500人以下なのだ。比較すれば諸外国に比べて問題は残る。
 しかし、警察官は数の問題だけではない。「質」が問われる職業だ。もう一度、平成12年の警察改革時の原点に帰ってほしい。そして全国の警察官は、川路利良大警視の「警察手眼」を勉強してほしい。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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