警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日単位・レベル)
通貨偽造は重罪だ!
【治安つぶやき】
通貨には偽造防止のため様々な工夫がなされており、犯罪は減少傾向にある。
かつては北朝鮮などが偽造した通貨が日本国内で出回っていたが、現在は、どうも個人による偽造・行使が多いようだ。
このほど警視庁に捕まった犯人は39歳の会社員だった。今年7月、都内のコンビニなどで偽1万円札を使い逮捕されたが、勤務先のロッカーから偽1万円札が約140枚、5000円札数枚が押収されている。プリンターで作った粗悪なものだった。
さらに今年6月に都内でタクシーの支払いに偽1万円札を使ったとして神奈川県相模原市の43の会社員が警視庁に捕まったが偽札でおよそ70万円を所持していた。
また、鹿児島県いちき串木野市の店先や路上で複写された1万円札などが見つかった事件で、33歳のアルバイトの男が鹿児島県警に逮捕されている。
このほか、「100万円」と書かれたオモチャを1万円札に見せかけて使い大阪府警に28歳の派遣社員が捕まっている。さらに今月に入って東京・大田区のコンビニで偽物の1万円札2枚が見つかっている。
警察はどこまで発表しているか分からないが、どうも粗悪なものばかりで組織的な犯行ではないようだ。
警察庁によると平成16年の通過偽造事件の押収枚数は1万円札で8828枚、1000円札で1万6012枚、5000円札で1007枚など計2万5858枚にのぼる。
ところが25年になると押収枚数は極端に少なく1万円札は587枚、1000円札は303枚、5000円札は74枚だが、他に500円硬貨が1358枚見つかっている。
今年9月までの通過偽造事件の認知件数は452件で、前年同期に比べて32件増えた。なかでも検挙された少年は前年に比べて2人増加して6人になった。
通過偽造又は変造は無期又は3年以上の懲役になる。試しに作っただけても「紙幣類似証券取締法」に該当し逃げられませんよ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
最近のコメント