« 駆けつけた救急隊員に暴行、容疑で福岡市の男を逮捕(11日)共同 | トップページ | 巡査部長が拳銃自殺=警察署駐車場で-大阪府警(11日)時事 »

2014年10月11日 (土)

戦闘参加支援の実態解明へ=元大学教授ら-北大生イスラム渡航準備事件・警視庁(11日)時事

イスラム過激派「イスラム国」に戦闘目的で加わるためにシリアへの渡航準備をしていたとして、警視庁公安部が北海道大生の男(26)=休学中=らの関係先を刑法の私戦予備・陰謀容疑で捜索した事件。大学生の渡航準備をめぐっては、イスラム法学の専門の元大学教授や、シリアでの勤務を募集した古書店関係者らさまざまな人物が手引きした構図が浮上している。
 警視庁はイスラム国への渡航を促すグループが存在しているとみて、実態解明に向け関係者からの聴取を進めている。
 シリア入りを募る求人広告は、JR秋葉原駅から徒歩わずか1分の雑居ビル1階にある古書店に張られていた。捜査関係者によると、今年4月、「勤務地 シリア」「詳細 店番まで」との張り紙を目にした北大生は、古書店関係者の男性と接触。イスラム法学が専門の元同志社大教授、中田考氏(54)を紹介された。
 中田氏はネット上に公表した今回の事件に関する見解で、イラクとシリアを訪れた際、現地の戦闘員の月給が30~50ドルであることを聞き、ツイッターで発信したと説明。「それを既知の古書店の店員がイスラム国に行けば戦闘員として有給で暮らせると理解し、求人の張り紙をした」と説明している。
 北大生は7月から古書店関係者の男性が住む東京都杉並区のシェアハウスで同居を始めた。男性は周囲から「大司教」と呼ばれ、渡航の航空券代を北大生に貸していたという。
 北大生は「就職活動に失敗した」と話し、周囲には「シリアに行かなくても今年か来年には自殺している。シリアで殺されても同じことだ」と漏らしていた。一方で、渡航に向けてイスラム教に入信しており、公安部は就職活動の失敗などで疎外感を深めたことがシリア行きを決めた背景にあるとみている。
 北大生は警視庁の任意の聴取に「戦いになれば、人を殺すつもりだった」などと話しているという。シェアハウスの家宅捜索では、爆発物関連の書物が押収された。
 一方、中田氏は北大生が渡航するとイスラム国の司令官に伝えたという。また、フリージャーナリストの常岡浩介氏(45)を北大生に紹介した。中田氏は「イスラム国のメンバーではなく、リクルートを行う立場にもない」と主張している。

« 駆けつけた救急隊員に暴行、容疑で福岡市の男を逮捕(11日)共同 | トップページ | 巡査部長が拳銃自殺=警察署駐車場で-大阪府警(11日)時事 »

公安・情報・警備(国内外テロ事件・情報 スパイ、北朝鮮関連など)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 駆けつけた救急隊員に暴行、容疑で福岡市の男を逮捕(11日)共同 | トップページ | 巡査部長が拳銃自殺=警察署駐車場で-大阪府警(11日)時事 »