「いつになったら届くんだ」税関に堂々催促 危険ドラッグ輸入業者ら、リスクなしで増長 (13日)産経
危険ドラッグの輸入が野放し状態となっていることが12日、明らかになった。輸入する側も摘発の恐れがないことを知っているため増長し、税関当局に堂々と引き渡しを要求してくるケースもあるという。「新種が次々と輸入され続けていることが危険ドラッグの蔓延(まんえん)が止まらない最大の原因」。ある捜査幹部はこう言い切る。法の不備は明らかで、水際対策の抜本的な改革が求められている。
■ぬいぐるみの中に
「中に何かが入っている」。東京都江東区にある東京税関東京外郵出張所。ここは、羽田、成田両空港経由で届く国際郵便物について、覚醒剤や偽ブランド品などの輸入禁制品がないか検査している。昨年以降のある日、不審なパンダのぬいぐるみが検査担当者の目に留まった。
担当者がぬいぐるみのおなかを開けると、危険ドラッグとみられる物質が見つかった。だが危険ドラッグは関税法上の輸入禁制品に指定されていないため没収することができず、摘発されることもなかった。
昨年11月に、麻薬取締法違反容疑で警視庁に摘発された危険ドラッグ販売業者も、国際郵便で中国から危険ドラッグの原料を輸入していた。税関では、原料輸入の事実を把握していたが、警察に通報できず、この業者は摘発されるまで原料を輸入し続けていた。
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http://www.sankei.com/affairs/news/141013/afr1410130004-n1.html
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