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2014年10月26日 (日)

防犯意識、どう引き継ぐ 島根県立大生遺棄事件から5年(26日)朝日

 2009年に島根県浜田市の県立大学1年、平岡都(みやこ)さん(当時19)が遺体で見つかった事件で、平岡さんが行方不明になって26日で5年になる。捜査に進展がない中、事件の風化防止や防犯意識の継承が課題になっている。
 県立大1年の広井修平さん(19)は22日、キャンパスにある追悼花壇の植え替え作業に参加した。「二度と事件が起きないよう、みんなが安全を見つめ直す機会になれば」
 花壇は事件の1年後、献花台の跡に設けられた。寄せられた花束で作った堆肥(たいひ)が使われた。国際協力サークルで活動し、海外での仕事を夢見た平岡さんをしのび、「ガーデン・オブ・ホープ」と呼ばれている。
 学生や教職員、地域の住民が毎月手入れしてきた。だが、当初20~30人いた学生は、今では広井さん1人のこともある。「平岡さんの同級生が卒業した昨春から減った」と大学関係者は話す。
 広井さんも当時は中学生で、ニュースで見た程度。同級生と事件の話をすることはあまりない。「触れない方がいいというか、関わりがないという雰囲気がある」
 事件後、市内で約2千個の防犯灯が増設され、住民によるパトロールが定着。アルバイト帰りの学生のために、JR浜田駅と大学周辺を結ぶバスの最終便の出発時間も延びた。
 しかし、「5年間で本当に市民の意識が高まったか、実感が湧かない部分もある」。事件後に「はまだを明るく照らし隊」をつくり、防犯ボランティアなどに取り組む村武まゆみさん(53)は話す。
 2年前から、10月26日に花壇前でキャンドルを灯(とも)す追悼イベント「はまだ灯(ともし)」を開いてきた。事件を知らず、気軽に手伝う学生がいる一方、思い出したくないと関わりを避ける住民もいるという。
 照らし隊で活動する県立大2年の青岸万友(まゆ)さん(20)は「危ないかもという意識一つで防犯になる」。住みやすい明るい町にしようと、26日のイベントで訴えるつもりだ。
   ◇
 島根、広島両県警の合同捜査本部はこれまで延べ23万人を投入した。捜査関係者によると、遺体発見現場の臥竜山(がりゅうざん)近くのキャンプ場を今秋、改めて調べた。照射すると指紋などに反応して発光する最新機器を使ったが、新たな証拠は見つからなかったという。
 11年に遺体に付着していた電話帳配布用のポリ袋、12年にはバイト先近くなどで目撃された白色セダンの情報を公開したが、その後の新たな情報公開はない。10年2月から適用した捜査特別報奨金制度で1787件の情報が寄せられたが、昨年10月以降は142件という。島根県警の福田正信本部長は24日、「5年が経過しようとしていることを重く受け止めている。事件を解決し、被害者、ご遺族の無念を晴らしたい」とコメントを出した。情報提供は捜査本部(0120・385・301)へ。(小早川遥平、根津弥)
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 〈島根県立大生遺棄事件〉 総合政策学部1年の平岡都さんが09年10月26日、浜田市のアルバイト先を出たまま行方不明になり、11月6日に広島県北広島町の臥竜山で遺体の一部が見つかった。12年11月に死体遺棄罪が公訴時効を迎え、島根、広島両県警の合同捜査本部は殺人事件として110人態勢で捜査を続けている。http://www.asahi.com/articles/ASGBR4K1QGBRPTIB00C.html

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