警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
レトロな犯罪
【治安つぶやき】 「おやじ狩り」-平成9年の警察白書に初めて登場した事件名だ。警察庁を担当しているころ、某社の記者が「きのうおやじ狩りに遭ったよ」とぼやいたことがあった。結果は、逆にどやしつけてやったといい職員と笑ったものだ。
そんなレトロな事件で今月11日、16歳の大工と高校生の少年2人が警視庁に逮捕された。58歳の男性から99万円を脅し取った容疑だ。警察はこの「おやじ狩り」を平成12年に路上強盗と位置づけている。
少年犯罪は減少傾向にあるなかで、悪質化し劇場型になってしまった。
22日には愛知県一宮市の県道で職務質問しようと近づいた少年2人の載った車が急発進し、約2キロも逃走したあげくパトカーに車を衝突させたという。17歳の少年が運転していたが同乗していたもうひとりの17歳の少年は覚醒剤を所持していた。
このほか、建設作業員の少年(19)が、整体院でマッサージを受けた際に「脇の下の入れ墨が傷ついた」と経営者を脅迫したり、新潟駅近くの路上で通行人の専門学校生から1万6000円を強奪したとして新潟市と東京の18歳の少年が新潟県警に逮捕されるなど、大人顔負けの事件が起きている。
警察庁によると今年9月まで全国で刑法犯で検挙された少年は3万4663人で前年同期より5452人も減っている。最も多い窃盗犯は2万0389人で3322人の減だったが知能犯は687人で78人増加している。
逆に、おやじ狩りのような強盗など凶悪犯は496人で70人の減。平成8年には年間で1496人もあったが減少傾向にある。
少年犯罪は数字もさることながら事犯の内容が問題だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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