警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日単位・レベル)
高齢者対策がカギだ
【治安つぶやき】
今月11日、神奈川県横浜市神奈川区の交差点で、横断歩道を渡っていた81歳の女性が車にはねられ死亡する事故があった。この事故で39歳の男がひき逃げの疑いで逮捕された。女性は横断歩道を歩いていた。お年寄りの死者が増えている。
警察庁によると今年9月までの事故件数は41万9311件で前年同期に比べて4万1372件の減少。死者数は2896人で同178人減少している。 全国で1日平均1536件の事故が発生、2896人も死亡している。
問題は死者数の50.9%にあたる1474人は65歳以上のお年寄りだ。このうち半数以上の930人は75歳以上の高齢者だという。
横浜市の被害者は横断歩道を歩いていて事故に遭ったが、75歳以上の死者を状態別にみると歩行中が最も多く50.2%に当たる457人もいた。
その他では自動車乗用中が258人で27.7%、自転車乗用中が140人で15.1%だった。交通事故による死亡は自動車など乗物乗用中だけでなく、歩いていて被害に遭うことが多いことを忘れないように。
事故発生の都道府県別でのワースト1は愛知の3668件で以下大阪の3531件、福岡の3423件、東京の2949件、静岡の2817件の順だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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