警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日単位・レベル)
泥棒物語
【治安つぶやき】
このところ泥棒の逮捕が目立っている。東京・日野市など多摩地区で、バールを使って飲食店などに侵入し、現金などを盗む事件で51歳の男が警視庁に逮捕された。同市周辺では2年ほど前から、同様事件が約20件も起きており、男は「20件ほどやった」と供述している。
さらに宮城県警は先月末、気仙沼市の青果店駐車場から軽ワゴン車を盗んだとして茨城県水戸市の22歳の重機オペレーターを逮捕した。宮城県内では自動車の盗難被害が9月24日までに81件発生。県警は余罪を追及しているが、81件のうちカギを付けっぱなしだったものは55件もあったという。
警察庁による今年9月までの全国の窃盗犯認知件数は67万6628件で前年同期に比べて5万5479件の減少。このうち上記事犯のような侵入盗や自動車盗などの重要窃盗は9万0041件。
侵入盗は6万9857件でワースト1は愛知の6762件。以下大阪5620件、千葉5221件、東京5079件、福岡4932件と続く。
一方、自動車盗は1万1854件で愛知が1914件、大阪が1621件、千葉が1418件、神奈川が714件、埼玉が620件の順。
昭和の時代は泥棒の原稿が一番面白かった。常習者が多く警察が1人を逮捕すると前科を発表するのだ。中には「前科9犯」とか「前科15犯」なんていう強者もいた。
逮捕者には余罪を付けて送致した。中には「余罪50件」など何十件単位だ。さらに、ひとりひとり名前が付いていた。入り口が閉まっているのにビルの2、3階などから侵入する「怪盗・むささび」とかオフィスに入り机の引き出しをあさり、実入りがないとゴミ箱に放火する「ファィヤーマン」。豪邸を狙う泥棒には大佛次郎の小説に登場する怪盗から「蜘蛛の陣十郎」などだ。時には、泥棒の生き様も紹介され、妙に納得したこともあった。
それが今は「○○周辺では同様手口の事件が××件起きている」などに変わってしまった。味っけのない料理のようなものだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏
ポイント 19以下
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