警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2,3日単位・レベル)
検挙件数減少も人員は増
【治安つぶやき】
なんとかならないのか振り込め詐欺
オレオレ詐欺の電話を受けた79歳の女性から200万円を騙し取ったとして、稲川会系の48歳の暴力団員4人が9月24日警視庁に逮捕された。騙し取った金が資金源になっていたとみている。
同月20日、神戸市垂水区の50代パート女性が「占いサイトを利用して2年間で約840万円を騙しとられた」と兵庫県警に届けた。女性は平成24年8月ごろ、姓名判断のサイトに登録。当初は診断結果が無料で届いていたが、途中から「続けるにはポイント購入が必要」と指示され、指定口座に現金を振り込むようになった。
愛知県岡崎市内に住む80代の女性が2500万円を騙しとられていたことが9月19日分かった。息子を装った男から「友人が会社の金を使い込み、巻き込まれた。横領の罪になる。お金を返さないといけない」が騙し言葉だった。
茨城県日立市の70代の女性は証券会社の社員を名乗る男らのグループから1億4350万円を騙し取られるなどほぼ毎日、発生か検挙の報道がある。
警察庁によると今年8月までの特殊詐欺認知件数は8321件、被害額は355億8829万円で、前年同期比べて879件、61億7010万円も上回った。うち振り込め詐欺は6762件、221億1292万円で件数で前年同期を1134件、額で71億5946万円も増加した。
検挙件数は1971件で217件減少したが検挙人員は1176人で123人も増えた。
10年前の平成16年で最も多かった口述は「交通事故示談金」。以下「妊娠中絶手術金」「サラ金借金返済名目」だったが、今年は「妊娠中絶手術金」は残っているものの「横領事件示談金」「借金返済」など新たな騙しの口述が生まれているほか「その他」が激増。煩雑化しており、まさに劇場型となっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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