警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日単位・レベル)
勝負に出た警察
【治安つぶやき】 福岡県警が進めている暴力団壊滅に向けた〝頂上作戦〟が続いている。
県警は危険指定暴力団工藤会のトップを逮捕。手配したナンバー2も出頭して逮捕された。県警は警戒強化のため応援派遣を求めていた群馬、山口、長崎、佐賀の4県警から機動隊員ら約230人が到着。13日に出陣式を行った。県警では樋口真人本部長が自ら記者発表するなど力の入れようだ。
今年上半期の暴力団情勢をみると検挙者数が増加しており、警察の暴力団壊滅作戦の並々ならぬ決意が伺える。
警察庁によると上半期の暴力団員の検挙者数は1万0908人で前年同期に比べて546人の増加。中でも刑法犯が6463人で357人も増えている。
罪種別で最も多いのは傷害の1316人。続いて詐欺犯の1131人、窃盗の1123人で、詐欺犯が窃盗犯を上回った。特別法犯の検挙者は4445人で半数近くの2856人が覚醒剤取締法違反。
3団体では1万908人のうち山口組が5094人、住吉会が1956人、稲川会が1807人だった。前年同期と比べて山口組183人、住吉会254人、稲川会203人のそれぞれ増加した。
警察庁によると山口組の一極集中にあり、弱体化を図るため弘道会参加団体の集中取締を行っている。その結果、山口組直系組長7人、弘道会直系組長5人、弘道会組織21人を逮捕している。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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