警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(11、12日単位・レベル)
泥棒も時代とともに
【治安つぶやき】
警察から「スパイダーマン」と呼ばれていた泥棒が埼玉県警に逮捕された。電柱を伝って住宅2階から忍び込んで盗みをはたらいていたもので32歳の元スタントマンだった。45件の余罪があり被害額は890万円にのぼるという。
小欄が担当していたころは捜査3課の刑事達は泥棒にそれぞれ名前を付けて追っていた。高層ビルによじ登って侵入する泥棒を「怪盗ムササビ」と名付けたり、大泥棒を江戸時代に呼称を真似て「蜘蛛の陣十郎」などそれぞれ面白かった。
侵入盗や自動車盗、ひったくりやすりなどを重要窃盗犯とされているが、警察庁によると今年7月までの認知件数は前年同期より1万4101件少ない6万9645件だった。検挙率は49.8%で4.3ポイント上がっている。
県別での検挙率の1位は滋賀県の103.6%。555件の認知件数に対して575件検挙している。2位は福井の94.4%。3位は大分の76.3%。4位は山形の75.9%。5位が三重の73.3%と続いた。
減少傾向にあるなかで7月まで最も減らしたのは愛知の-2043件。以下、千葉の-1973件、東京の-1287件、神奈川の-1214件、茨城の-848件の順。
泥棒の社会も時代とともに進化するのだろうか?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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