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2014年8月25日 (月)

両親介護の娘に突然の悲劇 礼文の土砂崩れ 最後まで母のそばに(25日)北海道

【礼文】「50年に1度」の豪雨が24日、コンブとウニ漁を営む漁師の家が点在する宗谷管内礼文町船泊村の集落を襲った。土砂崩れで住宅が倒壊した石戸谷勉さん(85)は、この地区で長く漁業を営んできた。高齢になって病気がちの勉さんと亡くなった妻の妙子さん(81)を長女の富士代さん(55)が一人で献身的に介護していた。富士代さんと妙子さんは、がれきと土砂の中から、近くで寄り添うように見つかったという。
 富士代さんは町国保船泊診療所で3年前まで13年間、看護師長を務めていた。家庭では両親を介護し、仕事では島の高齢者らの相談に笑顔で応え、熱心な仕事ぶりと温かい人柄で地域の人に慕われていたという。
 看護師長時代の同僚の女性によると、富士代さんは地元の中学を卒業後、看護師を目指して美唄市内の高校に進学した。
 看護師になり、札幌の病院に勤務していた約20年前、船泊の実家で勉さんの跡を継いで漁業をしていた弟が、出漁中に海難事故に遭い、亡くなった。二人きりになった両親の世話をするため、富士代さんは「札幌で一緒に住もう」と同居を提案したが、二人は「島を離れたくない」と拒んだため、自ら故郷で働くことを決心したという。
 勉さんは目が不自由で、妙子さんは糖尿病を患うなど二人とも病気がちで、支えが必要だった。船泊診療所で約10年間、富士代さんと一緒に働いた准看護師の佐藤由(ゆかり)さん(46)は「普段はてきぱきと働き、休みの日は両親を連れて診療所に薬をもらいに来ていた」と振り返る。「数日前に会った時も、近所のお年寄りに付き添い診療所を訪れていた。いつもと同じ元気そうな表情をしていたので、今も信じられません」と声を詰まらせた。(稚内支局 佐々木馨斗)<どうしん電子版に全文掲載>http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/558735.html

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