警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日単位・レベル)
首都圏に多い強盗
【治安つぶやき】
先月末には全国で強盗事件が多発した。
30日未明には、岐阜県多治見市のパチンコ店に刃物を持った男が押し入り、現金約600万円が奪われた。28日昼前、東京・渋谷区の酒店に男が押し入り、レジカウンターにいた80歳の女性に対し、ハンマーのようなものを振り上げて脅し、レジごと奪って逃走。25日夜には、茨城県石岡市の住宅に数人の男が押し入り、会社社長の男性の手足を縛ったうえ、現金およそ150万円を奪って逃走するなど月末に集中した。
警察庁によると今年7月まで全国での侵入強盗の認知件数は769件、検挙件数は517件で検挙率は67.2%だった。前年同期に比べて認知件数で7件減少したが検挙件数は44件増加。検挙率も6.2ポイント上がっている。
認知件数のワースト1は東京の98件。以下大阪の87件、埼玉75件、千葉74件、神奈川の54件と続き首都圏で多い。しかも増加県は埼玉が31件、千葉が24件もある。認知件数は大阪と首都圏の1都3県で全国の約半数を占めた。
検挙率は全体として良い方だが、低い県は宮城の20%、富山の33.3%、奈良の40%、愛知43.4%、三重の44.4%の順だった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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