警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
馬鹿言ってんじゃねえよ
【治安つぶやき】 25万円のオモチャを万引された店が犯人の防犯ビデオの映像にモザイクをかけてネット上で公開。名乗りでない場合はモザイクを外すと警告したことが話題を集めていたが、結局、公開はされなかった。
事の起こりは今月4日午後5時ごろ、東京・中野区の「まんだらけ」で25万円の鉄人20号が万引きされた。店は防犯ビデオの映像にモザイクをかけて公開。12日まで名乗り出なければモザイクを外すと警告した。
これに対して一部弁護士は「店側に脅迫の可能性がある」とし、某ニュースキャスターは「警察がしっかりしないからこうなる」と批判するなど賛否両論に分かれた。
万引は刑法235条の窃盗罪。10年以下の懲役又は50万円以下の罰金刑と重い。
平成26年上半期の万引の認知件数は7万967件で、全窃盗犯の中では自転車盗に次ぐ多さで放置してはならない事犯。被害額の多さに閉店に追い込まれた店だってある。まさに死活問題だ。
被害者が「名乗り出て被害品を返してほしい」と願うのは当然の権利であり、ましてや刑事事件の犯人となれば、映像の公開もなんら問題はない。警察は被害届を受けてから1週間。犯人の特定はできていない。だったら警察が公開すれば良かった。
ところが届けを受けた警察署は公開しないよう申し入れたという。
それもおかしな話しである。捜査に支障を来すのなら、これまでの公開はなんだったのか?さらに今後は防犯カメラの映像は公開できなくなる。
刑事事件の犯人の映像の積極公開は、西村前警視総監が実施したもので街頭犯罪を中心に犯罪抑止の効果が出ていた。公開が逮捕に結びついた事例も多い。警察は民間の協力が必要だからだ。
公開は捜査に支障がでるというなら、きちっと犯人を早期検挙する以外にない。その後も犯行を繰り返すようなら、それはキャスターの言う通り、警察に責任がある。
「万引は犯罪です」なんていう標語があったが、人の財物を窃取するのが犯罪でないと思っている人間がいるなんて法治国家として恥ずかしい話しだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★ 別室に小説コーナーがあります。
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【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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