死刑執行に捜査関係者「意外なほど早かった」(31日)読売
群馬県安中市で2001年と05年、暴力団組長ら計3人を組員に命じるなどして射殺した元指定暴力団山口組系組長・高見沢勤死刑囚(59)の死刑が29日、東京拘置所で執行された。
12年10月の最高裁判決で刑が確定してから約1年10か月。捜査関係者から「死刑執行は意外なほど早かった」との声が上がった。
高見沢死刑囚は08年2月に前橋地裁で死刑判決を受け、殺害について無罪を主張したが、最高裁は12年10月、「被害者を情け容赦なく拳銃で射殺した冷酷で残虐な犯行。共犯者の中で責任が最も重い」として上告を棄却した。
県内では、高見沢死刑囚らの事件と同時期の03年、前橋市のスナックで暴力団抗争の末、市民ら4人が射殺された別の事件も起きた。
高見沢死刑囚の事件捜査に関わった別の捜査関係者は、「高見沢死刑囚らの事件は、拳銃を使った暴力団による殺傷事件が相次いだ時代の中心的な事件の一つだった」と振り返った。
2014年08月30日 17時37分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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