警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日単位・レベル)
少年犯罪は低年齢化
【治安つぶやき】 今年上半期(1~6月)の全国における刑法犯少年の検挙人員は2万3103人で前年同期より3833人減少するなど減少傾向にあるものの、低年齢化が目立っていることが警察庁のまとめで分かった。
それによると13歳未聞の触法少年の補導人員は5907人で前年同期より201人の増加。年齢別では13歳が最も多く3440人で同130人の増加。次いで12歳の1058人で同49人増加している。さらに8歳以下の年齢による犯罪も多くなっており、補導人員は41人増の385人だった。
罪種別では窃盗が最も多く3824人で前年同期より149人も増え、主な要因は依然として万引が多く2395人で45人の増加となっている。
注目されるのは暴行や傷害などの粗暴犯で補導人員は732人。前年より18人の増となったが、過去10年では平成17年の732人と同数の最悪の数字となった。
警察庁によると少年犯罪全体では子どもが実の父親を包丁で刺し殺すなど凄惨な事件が目立っているほか、低年齢化も続いており、再犯率も上昇していることから予断を許さない状況にあるという。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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