警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(4、5日単位・レベル)
荒れる少年③
【治安つぶやき】 子供を連れ去る事件が増えている。最近では7月31日に横浜市の76歳の男が小学生の男児2人をおよそ6時間にわたり連れ回して逮捕されたほか、26日には千葉県松戸市の小学3年の女児が男に、6月には千葉県市原市内の女子中学生が路上で連れ去られそうになった。
連れ去りは岡山県倉敷市の小学5年の女児が連れ去られて監禁されたが無事保護される事件など今年に入って体感的に多く感じる。
警察庁によると、未成年者監禁事件の被害者が多いのは高校生が25件。また略取で多いのは小学生で54件など。
懸念されるのは少年が被害者になる刑法犯事件は減少傾向にあるものの、未就学児童が被害者になる事犯は横這いが続いていることだ。
中でも未就学児童が殺人など凶悪事件の被害者になるのは小、中、高、大学生よりも多く、事件認知件数103件のうち半数近くの42件も占めている。中には虐待による事犯も含まれており忌忌しい事態だ。
政府の少子化対策の新制度に「子ども子育て支援制度」の充実があるが、肝心の親が人間愛に欠け、動物以下の親が存在する以上少子化対策以前の問題だ。
一方、連れ去り事件だが、市原市の事件では車で通りかかった民間人によって救助されるなど周囲の人たちの協力で未然に防止できた事例は多い。
どこかの国のように路上に倒れている人がいても無視するような民度の低さとは違い、他人を思いやる精神は残されている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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