« 無理心中か、山形・長井市の住宅で3人死亡 (4日)TBS | トップページ | 被災地からのDV相談 他地域の2倍近く(4日)NHK »

2014年7月 4日 (金)

強制わいせつ:「女児供述は誘導」と無罪判決…東京地裁(4日)毎日

女児への強制わいせつ罪に問われた元小学校教諭に東京地裁が昨年12月、被害女児の供述に誘導の可能性があるとして無罪を言い渡していたことが分かった。判決は幼い被害者の供述を「録音・録画して信用性を担保する方法がある」と可視化の活用に言及した。京都でも今年6月に同じ理由で元小学校講師が無罪となった。検察は未成年被害者の聴取を可視化する方針を打ち出したが、こうした判決が背景にあるとみられる。
 ◇可視化活用促す
 無罪となったのは東京都内の公立小に勤務していた元教諭の男性(61)=懲戒免職。休み時間に教室で当時6歳の女児2人を膝に乗せ、下半身を触ったとして起訴された。
 被告は公判で起訴内容を否認。母親に促される形で「触られた」と訴えた女児2人の捜査段階の供述の信用性などが争点となった。弁護人によると、公判では女児2人と母親、現場にいたとされる同級生への尋問が行われ、女児2人は「触られた」と証言したが回数や時期が食い違った。同級生は「触っているところは見たことがない」と述べた。判決は、女児2人が母親に迎合し、体験していないことを話した疑いが残ると判断し、可視化の活用を促す異例の言及をしたうえで無罪とした(検察側が控訴)。
 京都地裁宮津支部でも今年6月9日、小学3年女児への強制わいせつ罪に問われた元小学校講師に無罪が言い渡された。この事件でも女児の聴取内容を録音・録画した記録媒体は証拠提出されておらず、判決は「被害日時を特定する女児の供述が、保護者らの誘導でもたらされたのは明らか」と述べた。
 東京の元教諭の弁護人は「子供の証言は大人の影響でぶれやすい。検察は低年齢の児童の証言が有罪、無罪を左右するケースは録音・録画すべきだ」と指摘。最高検は6月に可視化の試行対象を未成年被害者の聴取にも拡大する方針を明らかにした。【島田信幸】

Logo_mainichi_s1http://mainichi.jp/select/news/20140704k0000m040118000c.html

« 無理心中か、山形・長井市の住宅で3人死亡 (4日)TBS | トップページ | 被災地からのDV相談 他地域の2倍近く(4日)NHK »

裁判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 無理心中か、山形・長井市の住宅で3人死亡 (4日)TBS | トップページ | 被災地からのDV相談 他地域の2倍近く(4日)NHK »