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2014年7月 1日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(1、2日単位・レベル)
警察官の増員問題
【治安つぶやき】

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千葉県警柏署が増員問題で揺れている。千葉市には5署あるほか船橋、市川、松戸の3市に2署が設置されているのに対して、柏市は1署だけで、人口は40万人を超えている。このため地元では、市の人口、広さ、署の忙しさから新警察署の設置について10年前から県市長会などを通じて要望を続けているという。そしてこのほど警察署の新設を求める声が再燃したという=共同通信電子版
 新聞報道とは別に調べてみた。平成12年から13年にかけて全国の刑法犯認知件数が250万件を突破したとき、警察庁長官室に増員を求める各県の知事が行列ができるという事態を経験しているからだ。それほど深刻なら、何よりも優先すべきだ。
 柏署の平成25年の刑法犯認知件数は5197件で、千葉市の1万4255件、船橋市の6408件、松戸市の5996件、市川市の5525件に次いで県内で5位。過去10年の推移では平成16年の8336件をピークに減少を続けており、25年は23年に次いで2番目に低い数字だった。今年5月までの認知件数は1693件でやはり県内5位。
 一方、人口は今年5月現在で千葉市が96万4925人、市川が47万0941人、船橋が61万7824人と続き柏市は40万7505人。この人口で千葉市が5署、市川市が2署、船橋市が2署あることから確かに柏市は警察官1人当たりの負担人口は分からないものの市民数からすれば不足しているようだ。
 但し、警察というのは単なる人口ではなく事件数が複雑にからんでくる。
 参考のために記しておくが平成22年の数字になるが犯罪発生率は柏市は全国で351位で千葉県内では30位である。
 6月県議会の一般質問で取り上げられたが、県警本部長は、厳しい財政状況のもとにあるとし他に耐震工事が必要な署が複数あり新設の要望には応えられないと答弁しているという。
 住民感情からすれば必要なのだろうが、警察官の定員は法で定められており、「はい、そうですか」とはいかない。本部長の言う弾力的な警察官の配置や県警の応援でしのぐしかないようである。
 千葉県警の条例定員は1万14人で、従わなければならない政令定員が1万1329人だから既にオーバーしているのだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
 ★ 別室に小説コーナーがあります。
http://policestory.cocolog-nifty.com/police_story_/ 

【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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