決闘罪の適用で少年13人を書類送検 福岡(24日)日本テレビ
無料通信アプリの「LINE」を使って、去年11月、福岡市で少年13人が決闘をしたなどとして書類送検された。
書類送検されたのは福岡市などに住む15歳と16歳の少年13人で、いずれも当時中学3年生だった。決闘は去年11月、福岡県の福岡市と糸島市の学校のグループと糟屋郡内の学校のグループが行い、6人ずつ1対1で闘った。1人が手の指を骨折し、ほかの少年も顔を打撲するなどした。いずれも容疑を認めているという。
トラブルのきっかけは、決闘の1週間ほど前に高校の入学説明会の場で3人の少年が「目があった」などといさかいになったことだった。この内の1人が相手のLINEのIDを入手し、接触を始める。その内容は徐々にエスカレートし、ついに決闘をすることになったという。
「お前出てこい!」「15人集めろ!」「全面戦争するぞ!」というLINEのやり取りなどが広がり、決闘の様子を約100人の少年らがギャラリーとして見ていたという。
決闘罪は明治22年(1889年)に成立した法律で、適用されるのは珍しく、福岡県内では平成に入って5件目。
警察の調べに対し少年らは、「学校のプライドにかけてやった」などと話しているという。
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