警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日単位・レベル)
違法ドラック
【治安つぶやき】
5日夜、東京・北区で信号を無視した乗用車が急発進してバイクやタクシーに衝突し男性2人にけがをさせた会社員の男(38)は脱法ハーブを使用しており、警視庁は過失運転傷害容疑で逮捕した。
脱法ハーブと言えば、小山市で古着店を経営する男(32)ら二人が脱法ドラッグを販売する目的で貯蔵していたとして栃木県警に摘発されている。
東京都では今月1日に改正薬物乱用防止条例を施行。薬事法上の「違法ドラッグ」だけでなく幻覚作用が強い8種類の薬物を「知事指定薬物」として新たに摘発対象とするなど取り締まりを強化している。
警察庁によると平成25年に脱法ドラッグによる事件は125件176人を検挙。前年に比べて49件、64人の増加だという。
同年の薬物全体の検挙人員は1万2951人。最も多い覚せい剤事犯の1万0909人と比較すればかなり低い数字だ。
東京・池袋の繁華街で乗用車が暴走して8人が死傷した事件で逮捕された男が吸っていたという脱法ハーブは、実は法律で指定薬物として規制されている成分を含んでいなかった。
このように脱法ハーブなど脱法ドラッグをめぐっては、規制対象外の新たな成分を使った「新種」が次々と出回り、規制が追いつかないのが現状だ。
販売店では「お香」などとして売られており、とにかく「危険な薬物である」ことを周知徹底し利用させないことが先決である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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