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2014年6月18日 (水)

国産米偽装:福井の米穀卸売販売会社など捜索(18日)毎日

中国産米が混じった米を国産米と偽り販売した疑いが強まり、京都府警と福井県警の合同捜査本部は18日、不正競争防止法違反(誤認惹起<じゃっき>)容疑で、福井市森行町の米穀卸売販売会社「ライズ」(樋田信男社長)と、その関連先の京都市南区や大津市の米穀販売会社など十数カ所を一斉捜索した。ライズは北陸地方最大手の米穀販売会社で、グループ会社などを通じて北陸や近畿一円に偽装米が流通した可能性がある。
 ライズ本社には午前7時、約40人の捜査員が立ち入り。押収物を入れる段ボール箱などが運び込まれ、捜索には樋田社長も立ち会った。大津市の会社にも午前8時すぎ、約20人の捜査員が訪れ、捜索を始めた。
 捜査関係者によると今年1月、「ライズグループが社長の指示で、偽装米を出荷している」との匿名の情報提供があり、捜査を開始。流通するライズグループの「国産米」を調べたところ、中国産米が混入されていることが判明した。府警は今後、押収した帳簿類を調べ、偽装の規模や計画性の有無などについて調べる。これまで健康被害は確認されていないという。
 ライズは2005年6月、中国産米や低品位米を「国内産コシヒカリ100%」と偽って袋詰めし、大阪府と福井県内の3店舗に約3万キロを卸したとして、農林水産省から日本農林規格(JAS)法に基づく改善命令を受けている。府警はこうした経緯を踏まえ、ライズグループの悪質性が強いと判断して強制捜査に踏み切った。
 ライズは1976年設立。福井市に本社工場を持ち、神戸、奈良、名古屋に支店がある。13年3月期決算で売上高約142億円。【土本匡孝、岡崎英遠、松井豊、竹内望】

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