« 大阪、70歳「刑務所入りたい」 警察署の掲示板損壊容疑(29日)共同 | トップページ | 事件直前に自宅訪れ口論に 横須賀女性殺害(29日)日本テレビ »

2014年6月29日 (日)

オウム菊地被告:19年前の内心どう判断 30日判決(29日)毎日

オウム真理教による東京都庁爆発物事件(1995年5月)で爆発物取締罰則違反と殺人未遂のほう助罪に問われた元信者、菊地直子被告(42)に対する判決が30日、東京地裁(杉山慎治裁判長)で言い渡される。運搬した薬品を被告が爆弾の原料だと認識していたかを争点に、弁護側と検察側が全面対決し、無罪を主張する被告に検察側が懲役7年を求刑した。19年前の被告の内心を裁判員がどう判断するか、注目される。【島田信幸】
 被告は95年4月下旬、山梨県の教団施設から、爆弾の原料となる薬品を東京都内のアジトに運び、爆弾の製造と使用を手助けしたとされる。被告は「薬品を運んだが、爆弾の原料とは知らなかった」と無罪を主張した。
 公判で、薬品運搬を指示した教団元幹部の中川智正死刑囚(51)は「薬品の用途は伝えなかった」と証言。弁護側はこれを根拠に「被告の認識を直接裏付ける証拠はない」と主張した。一方、検察側は「中川死刑囚は被告をかばっており信用できない」と指摘。被告が薬品を隠して運んだり、殺人を正当化する教義を信仰していたりしたことから「幹部らがテロ行為に及ぶことを認識していた」としている。
 被告の化学的知識の程度についても主張が対立した。化学兵器などの実験棟で被告と作業した元信者は「爆薬の製造実験の場に被告もいた」と証言しており、検察側は「被告は化学実験で着実に知識を習得していった」と主張した。一方で実験棟で上司だった土谷正実死刑囚(49)は「被告に化学的知識があったとは思えない」と述べた。被告は実験棟での自身の役割を「雑用だった」と説明。弁護側は「薬品が何か判断する知識はなかった」と反論している。
 裁判員と裁判官が事実認定や量刑を議論する評議は10日間程度続き、他の裁判員裁判より長い時間が費やされた。ベテラン裁判官は「間接的な証拠が多い事件で、何を事実と認定するかは難しい。裁判員は慎重に判断しているはず」と推測する。

Logo_mainichi_s1_2
http://mainichi.jp/select/news/20140629k0000m040098000c.html

« 大阪、70歳「刑務所入りたい」 警察署の掲示板損壊容疑(29日)共同 | トップページ | 事件直前に自宅訪れ口論に 横須賀女性殺害(29日)日本テレビ »

裁判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大阪、70歳「刑務所入りたい」 警察署の掲示板損壊容疑(29日)共同 | トップページ | 事件直前に自宅訪れ口論に 横須賀女性殺害(29日)日本テレビ »