警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日単位・レベル)
同じ事を繰り返すな
【治安つぶやき】
6月8日…13年前の平成13年、児童8人の命が奪われた大阪府池田市の大阪教育大学附属池田小学校で追悼式典が行われた。刃物を持った男が侵入して児童らに切りつけるという、安全であるべき学校内での事件は国民に大きな衝撃を与えた事件だった。
そして6年前の同じ6月8日、今度は東京・秋葉原で7人が死亡、10人が重軽傷を負う無差別大量殺人事件がおきた。車で次々に通行人をはねたうえ、持っていた刃物で警察官らを襲っている。
悲惨な事件は繰り返されている。昭和13年には現在の岡山県津山市(旧加茂村)で22歳の男が祖母や近くの老婆と娘、人妻ら30人を次々に殺すという猟奇的な事件があった。日本刀と猟銃を手に、躊躇する事なく村人の命を奪った犯人。「津山事件30人殺し」として犯罪史上に残る。
さらに昭和23年には12人が殺害された帝銀事件。52年には青酸コーラ無差別殺人事件が発生。60年にはパラコート連続毒殺事件が日本各地で発生。平成7年には地下鉄サリン事件では13人が死亡、6000人以上が重軽傷を負った。
このような凄惨な事件は古くから繰り返され、「抑止」面でいえばなんの進歩もない。何が問題か?100円ショップで包丁が買える時代。異常者の野放しと合わせて社会環境づくりが喫緊の課題だ。
首都東京体感治安は「レベル2(グリーン)」とする。
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【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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