警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日単位・レベル)
執念の捜査が実りました
【治安つぶやき】 平成17年12月1日夕刻、下校途中の小学1年の吉田有希ちゃん(7つ)が行方不明になっていた事件で栃木県警捜査本部は3日、同県鹿沼市に住む無職の勝又拓哉容疑者(32)を殺人容疑で逮捕した。勝又容疑者は偽ブランド品を販売目的で所持していたとして商標法違反で今年1月に逮捕されていた。
今年2月中旬から事件への関与をほのめかしていたが、供述にあいまいな点が多く栃木県警は茨城県警の協力を得て裏付け捜査を徹底。このほど完了したとして逮捕したもので3日の会見で県警は「自信を持っている」と語った。
この事件、有希ちゃんが拉致された現場付近の物証がなく難航していた。
ところが、有希ちゃんが行方不明になった翌日の2日夕、65㌔離れた茨城県常陸大宮市内の山林で遺体が発見された。茨城県警が捜査した結果、主婦が栃木ナンバーのワンボックスカーを目撃。同場所には葬儀施設があり一般車両は入らないことから不審な車と見て、さらに捜査した結果、別の男性も国道293号線の某交差点付近をノロノロ運転をしている不審車両を目撃していた。ビデオがひとつの物証となっていた。
有希ちゃんは何カ所も刺されて殺害されており、現場周辺には50メートルにわたって血痕があった。周辺に複数の足跡があるほか自動車のタイヤ痕も見つかった。男の自宅から発見されたパソコンからは有希ちゃんとみられる映像も見つかっており、複数の点が線に繋がった。まさに執念の捜査が実ったのだった。
全国の県警は、これを期にコールドケース事件の連鎖的解決に繋げてほしい。
首都東京体感治安は「レベル2(グリーン)」とする。
★ 別室に小説コーナーがあります。
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【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏
ポイント 19以下
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