警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(12、13日単位・レベル)
わいせつ犯増加
【治安つぶやき】
今年5月までの全国の刑法犯認知件数は48万3110件で前年同期に比べて2万9877件も減少していることが警察庁のまとめで分かった。
認知件数は平成14年から年々減少を続け、昨年の年間件数は昭和53年に次ぐ数字となったが、今年はさらに下回りそうだ。
検挙件数は13万7785件で検挙率は28.5%と前年より0.7ポイント減らしている。検挙率の話は後日に回して、認知件数が減少した主な要因は窃盗犯が2万4978件も減ったこと。
ただし、振り込め詐欺などの特殊詐欺の増加が要因なのか知能犯が1万7648件で前年同期より980件増加した。
さらに罪種別ではわいせつが4281件で208件増加したこともあり、風俗犯の数字を押上て前年より190件も増え4281件となっている。
もうひとつ凶悪犯のなかで殺人が444件で32件、放火が460件で16件のそれぞれ増加するなど凶悪化に加えて暴行や脅迫などの粗暴犯も2万6327件で392件も増えており、じわ~っと体感治安に影響を与えている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★ 別室に小説コーナーがあります。http://policestory.cocolog-nifty.com/police_story_/
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦しました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し
ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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