警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
背景があるはずだ
【治安つぶやき】
今月初め、東京・江戸川区内などでオヤジ狩りなどをしていた18歳の少年ら3人のグループが警視庁に逮捕された。少年らはグループを「裏社」と名乗り、強盗やひったくりなどを繰り返していた。
〝オヤジ狩り〟は平成9年の警察白書で登場。「オヤジ狩り=路上強盗」と言われていた。それが平成11年には路上強盗で1111人、ひったくりで2420人が検挙されている。当時、警察庁担当記者のなかにも「昨夜、オヤジ狩りに遭いそうになった」などと話題になったことがあった。その犯罪が今でも健在だとすれば、「裏社」の裏には何らかの人物なり、組織が絡んでいるのでないか。中国人残留孤児2、3世を中心に結成された「怒羅権(ドラゴン)」を思い出してならない。
警察庁によるとこのところ少年犯罪は、一部を除き減少しつつある。今年5月までの刑法犯検挙人員は1万8782人で前年に比べて3375人の減少。最も大きいのは窃盗犯の減少で検挙人員は1万1276人で同2007人も減っている。この検挙人員の中で最も多いのは依然として万引犯で半数以上の5742人が検挙されている。
一方、増加したのは詐欺で検挙人員は366人。人数こそ少ないが前年に比べて56人も増加した。やはり振り込め詐欺の影響か?詐欺犯が多い。
何事も「行動には結果が伴う」もので、犯罪は「前科」として一生付きまとうものだという怖さを教えることだ。「万引は犯罪です」と言わなければならないほど程度が落ちているのだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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