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2014年5月25日 (日)

振り込め詐欺、2日で5人被害 「妊娠させた」電話(25日)共同

 県内で5月に入り、家人の息子をかたる振り込め詐欺の被害に歯止めが掛からない。22〜23日には富士宮、静岡、富士の各市の女性5人から県警に相次いで届けがあり、総額1750万円の被害が出た。いずれも「妊娠トラブル」の示談金名目で現金をだまし取る手口。県警は「『妊娠させた』は詐欺」と強調し、注意を呼び掛けている。
 富士宮市の無職女性(66)が22日に1050万円の被害を届けたケースは、息子を装った男の声で事前に複数回電話があった後、相手が「人妻を妊娠させた。慰謝料がかかる」と切り出してきた。話を信じ込んだ女性は、市内の現金自動預払機(ATM)から指定された口座に数回に分けて金を振り込み、だまし取られた。
 同様の手口は以前からあったが、県内では5月に入って被害が急増している。1〜15日にも、沼津、三島、掛川の各市で7件、総額949万円の被害が確認された。
 犯行グループはATMからの振り込み、レターパックや宅配便での送金、手渡しなどで現金を受け取る。被害者が冷静になる暇を与えず、せかすのが特徴。振込先は息子ではなく、他人名義の口座を指定する。
 県警は詐欺を見破るキーワードに「携帯電話の番号が変わった」「風邪で声が変」「示談金・賠償金がすぐに必要」などを挙げる。被害事例の多くで、事前にこうした内容の不審電話があったという。
 不審電話は4月下旬から、県東部、中部地区を中心に続いている。被害者の中には振り込め詐欺の実態を知っていた人もいた。県警の担当者は「誰もが対象になり得る。人ごとだと考えないでほしい」と話している。

2010_0123_11120247newslogo1_3 http://www.at-s.com/news/detail/1051649960.html

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