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2014年5月10日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(10、11日単位・レベル)
暴排条例等の効果?
【治安つぶやき】

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 指定暴力団稲川会系の元組長が機関銃やけん銃のほか470発余の実弾を持っていたとして警視庁に逮捕された。
 その暴力団については市民生活に対する危険を防止するための規定などを折り込んだ改正暴力団対策法が施行されたほか、全都道府県で暴力団排除条例を施行している。そこで平成25年の暴力団情勢と10年前を比較してどう変わっているか調べてみた。
 警察庁によると平成16年の暴力団構成員は4万4300人だったのが25年には2万2861人と半減した。
 検挙人員は16年の2万9325人が25年は2万2861人と大きな変化はない。罪種別では覚醒剤取締法違反は16年の5412人に対して25年は6045人と増加。傷害事件は4319人に対して2807人と激減。窃盗は3265人に対して2470人、恐喝が2808人に対して1084人と減っている。しかし知能犯の詐欺は1821人から2321人へと増加している。
 また、暴力団同士の対立抗争事件の発生回数は16年の31件から25年は27件と微減。銃器発砲回数は85件から35件。けん銃押収丁数は309丁から74丁と激減しており、今回、警視庁が逮捕した元組長は知人に隠してもらうなど巧妙化して押収の難しさが伺える。
 ちなみに3団体の検挙人員を比較すると16年の山口組検挙人員は4720人が25年には1万1308人と増加。稲川会も1272人から3252人、住吉会も1310人から3708人とそれぞれ増加しており、やはり改正法と暴排条例などが功を奏したものと思われる。
 公安警察がオーム真理教を追い込んだ時は税金面からの摘発も強化するなど総力を挙げた。暴力団も同じことだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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★【判定方式】

Nisshou4_5 刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化  ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏             ポイント 19以下

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