警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
長谷川平蔵が泣いている
【治安つぶやき】
「火事になれば恋人の吉三郎に会える」そう思い詰めた八百屋お七が放火事件を起こす-これは天和3年(1683年)に実際にあったとされる放火事件を物語にした井原西鶴の「好色五人女」の物語の一部だ。
あれから300年…放火の動機はストレス発散から恨みによる犯行。はては愉快犯まで多種多様化している。
21日は東京地方、久しぶりの雨になったが、「乾燥注意報が出ているというのに放火が多い」と火付盗賊改方長官·長谷川平蔵が嘆いている。
20日夜、横浜市の神奈川区菅田町と緑区東本郷で、ごみ集積所のネットなどが燃える3件の不審火が相次いだ。
東京・足立区では19日深夜から20日未明にかけてトラックの荷台やアパートの1室が焼ける不審火が5件相次いだ。
さらに20日未明には山梨県笛吹市でも空き家や畑の物置などを焼く2件の火事が相次いだ。同市では昨年3月以降、廃屋や稲わらを焼く不審火が5件起きており、警察は連続放火とみて捜査している。
捕まえてみないと動機は分からないが、今年4月までの放火事件の認知件数は371件で前年同期より11件増えている。
ワースト1は大阪の76件。以下東京の26件、千葉の23件、愛知の20件、埼玉と福岡の16件と続く。
この放火事件-泣く子も黙らせる長谷川平蔵並にはいかないが検挙率は意外に高い。発生2位の東京は73.1%、5位の埼玉は81.3%、4位の愛知は65.0%などだ。
全国的にも香川県の200%を始め岩手の175%など47都道府県のうち半数の23県が100%を超えている。
首都東京体感治安は「レベル2(グリーン)」とする。
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★【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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