警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(16、17日単位・レベル)
強盗事件が減少(1~4月)
【治安つぶやき】
平成に入って最も低かった昨年の刑法犯認知件数は依然として減少を続けている。
警察庁によると今年4月までの上4半期の認知件数は37万3178件で前年同期より2万1726件減少した。平成16年から始まった抑止策が功を奏しているようだ。
しかし、検挙件数は10万7543件で前年に比べて8759件減ってしまった。検挙率も0.6ポイント減の28.8%だった。
罪種別にみると殺人は337件、放火が371件でそれぞれ17件、11件増えたのに対して強盗は1031件で-104件、強姦が364件で-39件となり、凶悪犯全体は115件も減らして2103件となった。
一方、暴行、傷害、脅迫などの粗暴犯は2万0318件で580件も増加した。しかし、刑法犯の7割を閉める窃盗犯は27万6536件で1万9051件も減らしたことが全体の数字を押し下げている。
残念な事もある。それは詐欺や横領などの知能犯は1万3930件で823件も増加している。このうちの大半が詐欺でやはり振り込め詐欺などの特殊詐欺の増加が影響しているようだ。
【事件】16日午前、東京・自由が丘の不動産会社に男が押し入り、従業員の女性の手足を粘着テープで縛り現金約10万円が奪われる強盗事件が発生。さらに17日未明、東京・港区のコンビニに包丁を持った男が押し入り、現金約47万円を強奪された。客の目の前での犯行だった。このところ強盗事件が相次いでおり、
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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★【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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