警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日単位・レベル)
検挙率をあげろ
【治安つぶやき】
人の持っている物を狙う窃盗として「ひったくり」「すり」「置き引き」がある。
このうち今年4月までだか認知件数が最も多いのは「置き引き」で1万2910件。「ひったくり」2083件、「すり」1604件の順。
検挙率が高いのは「ひったくり」で61.7%。「置き引き」が18.4%、「すり」が最も低く17.3%だ。
今月に入って、警視庁は東京・葛飾区の路上で歩いていた女性からバッグをひったくったとして、37歳の男を逮捕した。都内や埼玉などでひったくりを繰り返し、被害額は1000万円に上るとみている。このほか、30件の余罪を持った38歳の男を埼玉県警で逮捕している。
一方「置き引き」では、今月に入って愛知県警はスーパーで買い物中の女性からカバンを盗んだ男を現行犯逮捕した。同県内では昨年1年間に3600件、今年に入っても1000件も発生していることから県警は、逮捕した男の窃盗の瞬間の映像を公開して注意を呼びかけている。
また4月には電車の中で24歳の女性の財布を盗んだとして、41歳の男が警視庁に逮捕された。男は捜査員から『箱師のシゲ』と呼ばれるスリ師で10回ほどの逮捕歴がある。
「置き引き」の都道府県別の統計はないが、警察庁によると今年4月までの「ひったくり」の認知件数が最も多かったのは大阪の409件、神奈川の297件、東京の256件、埼玉の225件、千葉の134件と続く。特筆すべきは千葉県警の検挙率が実に307.5%もあった。
続いて「すり」は東京が799件と最も多く、以下は大阪277件、千葉の74件、愛知の64件、福岡の51件の順。このうち検挙率が最も高いのは千葉県警の25.7%で東京はたったの8.9%。これも刑法犯の検挙率に影響していることを忘れるな。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★別室に小説コーナーがあります「小説・薬物捜査官」はここをクリックしてください。
http://policestory.cocolog-nifty.com/police_story_/
最近のコメント