警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(17、18日単位・レベル)
窃盗の検挙率が低い
【治安つぶやき】
全刑法犯の約7割を占める窃盗犯は前年より1万9051件減少したが、平成19年に都内や栃木、静岡などで30件も相次いだ広域窃盗の主役だった男が逃走先のフィリピンから強制送還されこのほど警視庁が逮捕した。この集団は窃盗だげてなく強盗も働いており、被害額は2億7000万円とも言われ既に9人のメンバーが逮捕されている。
窃盗事件の平均検挙率は昭和50年代には50%台を誇ったが、今年4月現在は24.9%と低い。何が低下の要因なのか?それは乗物盗で、7.2%と全刑法犯の罪種でワースト1だ。
例によって警察庁によると今年4月までの窃盗事件認知件数のワースト1位は愛知の2832件。以下、大阪の2615件、千葉2515件、東京2255件、福岡の2168件と続く。
前年に比べて認知件数を減らしたベスト1は愛知の-1082件。以下、東京の-574件、千葉が-343件、兵庫が-313件、神奈川の-303件の順。
窃盗事件で最も多いのはすり、ひったくり、置き引きなどの非侵入盗。なかでも3万9829件の万引が罪種別で最も多かった。
これでは「万引は犯罪です」の言葉はなくならない。恥ずかしい話である。大量退職時代の新旧交代のなかで、専門官の養成が必要だ。
【事件】 都内で強盗事件が相次いでいる。6日午前、東京・自由が丘の不動産会社では女性が手足を縛られと約10万円。17日未明には、港区のコンビニで包丁を持った男から約47万円が奪われた。この事件は客の目の前での犯行だった。よって
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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