【STOP ストーカー犯罪】積極逮捕で凶悪化防ぐ(21日)産経
東京都三鷹市で昨年10月に起きた女子高生殺害事件以降、全国の警察はストーカーなどの行為者を積極的に逮捕することで、ストーカー事件が殺人などの凶悪事件に発展するのを未然に防ぐ対策に乗り出している。
三鷹市の事件直後の昨年10月、警察庁の米田壮長官は全国警察本部長会議で、危険性が高いと判断したストーカー行為者について、「逮捕に向けた迅速な行動を取り、物理的に犯行が不可能な状態にすべきだ」と述べ、積極逮捕で被害者と加害者が接触不可能な状態にすることを求めた。
警察庁によると、平成25年1月から10月までに、ストーカー被害で警察が逮捕した事件は1カ月あたり、137・6件だったが、三鷹市の事件後の11~12月は170・0件へと大幅に増加。前年同期比でも1~10月は3・2%の増加だったが、11~12月は20・6%増となった。
積極的な逮捕で最悪の事態を回避した例は複数、報告されている。警視庁にストーカー被害の相談をしていた20代の女性は、実家のある宮崎県に避難すべきだとのアドバイスで転居。対応を引き継いだ県警が警戒していたところ、男が現れたために昨年12月、脅迫容疑で逮捕した。
男の自宅からは女性の拉致監禁計画が記載された手帳が見つかったため、逮捕に踏み切らなければ凶悪事件を招く可能性があった。
警察と保護観察所の連携で事件を防いだ例もある。
20代の女性にストーカー行為をしていた男を兵庫県警が調べた結果、保護観察付き執行猶予を受けていたにもかかわらず、所在不明の手配がなされていたことが判明。県警は保護観察所に執行猶予の取り消しを申し入れ、男が収監されたケースもあった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140321/crm14032109470003-n1.htm
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