東北3県の合計で刑法犯減る(7日)NHK
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島では、震災以降、3県の合計では3年連続で盗みや傷害などの刑法犯の認知件数が減っていますが、福島では避難区域の見直しでこれまで発覚していなかった空き巣被害の届け出が増えたことなどから増加に転じました。
警察庁によりますと、去年3月から先月末にかけての1年間に、岩手、宮城、福島の3県の刑法犯の認知件数は、岩手が5670件、宮城が1万9216件、福島が1万4652件でした。
3県の合計では前の年より575件少ない3万9538件となり、震災以降、3年連続で減少しました。
万引きや自動車盗などの窃盗犯が2万7972件で最も多く、傷害などの粗暴犯は2181件、殺人や強盗などの凶悪犯は165件で、いずれも前の年より減少しました。一方、福島県だけをみると、震災以降、2年連続で減少していましたが、3年目の去年3月以降は、前の年より339件増えて、増加に転じました。
これについて、警察庁は、東京電力福島第一原子力発電所周辺の避難区域の見直しで、帰宅することができた住民から空き巣被害の届け出が相次いだことなども増加の背景にあるとみています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140307/k10015781591000.html
「警察関係ニュース(行政も)」カテゴリの記事
- 頼れる!警視庁の防犯アプリ ダウンロード16万件突破 (17日)日経(2019.02.17)
- 事件捜査、進化する科学の目 科捜研、古い血痕も鑑定 (16日)日経(2019.02.16)
- 東京都大田区と区内5署で児童虐待防止協定(15日)産経(2019.02.15)
- 「被害者、遺族に寄り添う」=渡会幸治・新捜査1課長-警視庁(15日)時事(2019.02.15)
- 国体や東京五輪に備え茨城県警が警備体制強化(14日)産経(2019.02.14)