警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
逮捕時のパジャマの血痕は?
【治安つぶやき】
静岡県清水市で昭和41年に1家4人が殺害された強盗殺人事件の犯人として逮捕された袴田巖さんが48年ぶりに釈放された。トイレと洗面台が付いた4畳の部屋に収容されていたというから、娑婆の空気はどれほど美味かったことか…
この事件でまたもやDNA鑑定が大きな問題となっている。問題は半袖シャツやズボンなど5点。シャツに付いている血液の再鑑定ではいずれも袴田さんのDNA型は検出されなかった。ズボンが袴田さんとサイズが合わないほか、みそ漬けにされた衣類は不自然。さらに取り調べにも問題があったという。
自分は記者として清水市にいたことがあった。その時、大先輩の記者で今は故人になったが、こんな事を言っていたのを思い出す。
「事件の直後、俺はあるところで彼と会ったんだよ。その時の彼の表情はただ事ではなかったんだ。俺自身が怖かったのを記憶している」
報道で知るしかないが、ひとつだけ問題がある。それは彼が逮捕された時だ。家宅捜索で部屋から血と油の付いたパジャマが見つかっている。アリバイなんて言うのは本人の供述であり問題はその裏付けだ。当時、パジャマの血を何と説明しているのか?その裏付けは…パジャマの血痕が逮捕令状にどう影響しているのか-
後に発見されたみそ漬けの衣類は警察が「補強」するための捏造だったとしても、逮捕の決め手となったパジャマや現場資料、動機の面はどうなっているのかなどの初動捜査結果にポイントあった。
初動捜査に問題があったのであれば警察の負けだ。袴田さんを調べるのではなく、当時の警察関係者と捜査を検証すれば分かる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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★【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
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