警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日単位・レベル)
あれから3年か…
【治安つぶやき】
忘れることができない。あの日、東京・霞が関の警察庁20階にいた。治安情勢などの話を終え、帰るため立ち上がった瞬間、目眩でもしたような揺れを感じ、職員たちが総出でロッカーを押さえる行為に、ただならぬものを感じた。(右の復興写真は警察庁)
地震も治まり帰ろうとするのだが、庁内の非常用扉が全て降りて非常階段で20階から1階まで歩かされた--
あれから3年になる。被災地の福島、宮城、岩手の3県の治安情勢を調べた。
警察庁によると福島県の地震前の平成22年の全刑法犯認知件数は1万9427件だが発災後の23年は1万6179件で3248件も減少。昨年は1万4596件。宮城県は同じく2万4614件から4009件も減らし2万605件。昨年は1万9367件と減少。岩手県は7400件から6353件と1047件も減らし、昨年は5757件と過去4年間で最低の数字となった。
被災地の空き家が増加することから泥ボー被害が懸念されたが、福島県が2370件から2972件と602件増加したが、2年後の昨年は減少し1877件。宮城県は2万4614件から2万0605件と4009件減らし、昨年はさらに1万9367件と抑止された。岩手県は798件から662件になり、昨年は520件と安定している。
治安情勢を左右する殺人や強盗、強姦などの重要犯罪は福島県が地震前の199件から23年には137件、そして昨年は23年と同数の137件。宮城県は284件から232件で昨年はやはり同数の232件。岩手県が91件から79件と減少したが昨年は震災前の22年と同数の91件だった。
地震前の年と地震があった年の重要犯罪の検挙率は福島県が73.9%から73.7%、昨年は73.7%。宮城県は60.2%から71.1%へ、そして昨年も71.1%。岩手県は73.6%から63.3%になったが昨年は再び63.3%になるなど3県とも数字治安は安定しているようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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