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2014年1月21日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
さぁ~どうする?
【治安つぶやき】

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20日のフジテレビの「とくダネ」で、子供に声をかけると変質者扱いにされる-という特集を組んでいた。
 「ころんだ子供に『だいじょうぶ』と声をかけたら不審者扱いされた」
 という事例を例題に、独自アンケートを実施した結果、100人中7割が「声をかける」で3割は「かけない」だったという。
 最近、子供の声かけ事案が多くなっている。9日には東京都武蔵野市吉祥寺で「ちょっとこっちに来てくれる」。8日には杉並区阿佐ヶ谷で「お菓子買ってあげる」などほぼ連日、どこかで発生しているだ。東京だけではない。今月15日には京都市南区で自転車で帰宅途中の小学生男児が、バイクの男に「1万円あげるから5分間つきあって」と誘われた。
 昨年12月19日に武蔵野市で誘拐されそうになった女児に父親が気付いて「逃げろ」と叫び、事件を未然に防いだ。
 こうした模範的な事犯があるのに対して、「不審者と勘違いされるので声をかけない」という事犯が3割もあったことには驚いた。
 そう言えば、こんな国があった。
 道路を通行中の女性が突然、意識を失って倒れたが、多くの通行人が見て見ぬふりをした。
 ひき逃げされた2歳の女の子が道端で血を流して倒れていたが、18人もの通行人に見て見ぬふりをされ死亡した。
 道路の交差点で、自転車に乗った老人が路上に転倒。周囲には多くの目撃者がいたにもかかわらず、路上に真っ青な顔色で横たわる老人は放置され続け死亡した。
 いずれも、道徳崩壊が問題となっている中国での話である。
 「倒れた老人を助けた人が、逆に加害者として訴えられ、高額な示談金を請求されるという詐欺が横行している」という事情があるようだ。
 「不審者を見たら声をかけ合いましょう」―日本にはこうした地域社会の助け合いの精神があった。中国並みとは言わないが、困った子供を見ても「無視する」という「人間不信」が蔓延するようでは、日本の国も落ちたものである。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
本日の警察マスコットは岐阜県警の「らぴぃ」です。
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 web小説「防諜 テロリストを補足せよ!」連載中です。日本版NSCの誕生に合わせて、日本国内で暗躍する北朝鮮やイスラム過激派と刑事の戦いです。 「続きを読む」からお入り下さい。

 防諜 テロリストを補足せよ 8

 大阪府警、神奈川、千葉県警などの応援部隊が到着したのは午後四時を過ぎていた。
 五階の道場で全体捜査会議が開かれたのはそれから一時間後の五時半からだった。既存の捜査本部員三十八人に警視庁、大阪府警など応援部隊十二人も参加した初の合同捜査会議だ。
 県警の坂田刑事部長、石井警備部長も出席。千野署長の挨拶に続いて公安課長の星川が自衛隊を取り巻く環境について説明した。応援派遣捜査員たちは、「この捜査本部は公安主体で動いているな」と感じた。
 捜査一課長の谷津が延々と続く星川の説明を端折るように言い出した。
 「そんなとこはどうでもええ。それより現場の状況を説明してやれや」
 事件捜査の経過説明は宮城県警捜査一課の小山淳一管理官が担当した。
 「これまでの現場検証で遺留物などから爆発物は圧力鍋爆弾と推測されます。使用されたのは黒色火薬ではないかと…例によって爆発力を増すためボールベアリングと五寸釘(十五㌢)が入れられていました…」
 ほんの触りの部分だが圧力鍋と断定した根拠となる証拠も幾つか紹介され、現場周辺の環境や目撃情報から遺留品などの説明と続き、谷津が言った。
 「わがんねえことがあったら聞いて下さい」
 大阪府警の佐伯峰夫が手を挙げた。
 「府警の佐伯と申しますが、害者の死因は何ですか?あともうひとつ、圧力鍋爆弾と断定した具体的な根拠を教えて下さい。製品は特定しているのでしょうか?」
 谷津が何か言おうとしたが、それを制して小山が答えた。
 「害者の死因は外傷性ショック死です。全身打撲で骨が砕けていました。根拠は現場から直系十㌢から四㌢程度の千切れたシルバーのアルミニュームが数片と二個のアクリル製の取っ手と見られる物が見つかっており科捜研がそう断定しました。商品の特定はしていません。これからの捜査になります」
 続いて警視庁公安一課の一条亨が質問した。その内容は専門的だった。公安一課と言えば極左を担当しており、これまでも過激派の製造した爆発物を取り扱っているためどうしても詰めておかなければならない部分があった。
 「起爆装置となるような物は発見しているんですか?」
 この質問には谷津が答えた。
 「まだわがんねえんだ…」
 谷津の会話を手で制するように星川が割り込だ。
 「私個人の意見としては黒色火薬使用の時限式ではないかと思っているのですが…」
 「時限式なら時計の破片などはあるんですか…」
 「それが…なんだか分からないのですが…携帯の破片のようなものもありまして…」
 一条が呟くように言った。
 「携帯ですか…かなり手がこんでいますねえ…そうすると被害者個人に対する恨みと言うよりは、自衛隊が国軍化されれば海外派兵が恒常化されるとあって今、反対運動が激化していることもあり、その可能性を視野にした捜査と言うことになりますね」
 星川が答えようとしたが今度は谷津が立ち上がった。谷津の心の中には「この事件は殺しで捜査一課の仕事だ」と言いたげだった。
 「そんたらごど言ったってあんた…犯行声明も出ていねぇんだよ」
 キャップの意見が割れている。応援部隊はあきれ顔をしている。府警の佐伯が谷津の方を見ながら聞いた。
 「もく(目撃情報)はあるんですか?防犯カメラもあるようだし、何かヒントになるようなものは写っているのかなど、もっと情報を出して下さい」
 谷津が血相を変えた。
 「だがら言ってんだろう。人通りが少ねえんだよ。人もいねえところを爆破しているんだ。なんの意味があるか考えれば分がるだろう。これはな、単なる人ごろすだ。だからかんす(監視)カメラにはほとんど写ってねえんだ」
 佐伯は強い挫折感を持った。「単なる殺しなら我々の応援を得るまでではないはずだが…」
 捜査会議はたいした実りのないままに終わった。全員が立ち上がった。星川が警視庁の一条に近づいて何やら話し出した。同時に千野が谷津に近づいて低い声で耳打ちした。
 「応援捜査員はこちらがお願いしているんですよ。もう少し情報を積極的に出して協力を得ましょうよ」
 聞いていた谷津の顔色が変わった。千野はひそひそ話のつもりだったが谷津の怒鳴り声に全員が凍り付いた。
 「そんなごとはお前さんに言われなくてもわがってるよ。かんすカメラに不審な人物が写っているかと聞がれたがら、不審者と断定できる者は写ってねえと言って何が悪いんだ?それに…写っているものが不審者かどうか分がんねえし、何も写ってねえとは言ってねえよ」
 これで終われば良かったが谷津は次の言葉を言ってしまった。
 「あんだは東大出てっかもすれんが、こちとらは三十年も事件を捜査してきたんだ。素人は余計なごど言わんでくれ」
 一触即発の状態である。千野も負けてはいなかった。
 「これって特別捜査本部よ。指揮官は本部長なの!」
 語尾を強めて言った。黙る谷津。さらに続けた。
 「あなたは単なる代理なんだから…協調性が得られないのなら本部長に言って指揮官を変えてもらうしかありませんね」
 谷津の目がつりあがった。これを見ていた坂田が谷津を石井が千野を押さえにかかった。
 「何をみっともないことやってんだ。ここまでだ。はい止めて、止めて…」
 署長室に帰る千野の顔は悔しさに満ちていた。
 ひとつの捜査本部でキャップ同士の意見が割れている丨一条は初めて経験する出来事だ。 (つづく)

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