警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日単位・レベル)
何かが狂っている
【治安つぶやき】
ノーブレス・オブリージュ(高貴な人はそれなりの義務がある)は、平成12年の警察改革で刷新会議の氏家齋一郎さんが意識改革のため警察官に贈った言葉だ。それなのに、あの改革当時の警察バッシングを忘れている警察官がいるとはなさけない。
警察庁によると平成25年中に全国の警察での懲戒処分者は389人で前年同期に比べて69人減少した。処分の内訳は免職35人、停職99人、減給178人など。
数字ではない処分事由だ。最も多かったのは異性関係112人、窃盗・詐欺・横領73人などで中でも窃盗・詐欺・横領は刑法犯。犯罪を取り締まる警察官にあってはならないことだ。
都道府県警のワースト1は4万人をかかえる警視庁の46人。以下は大阪府警が37人、北海道警28人、埼玉県警23人、神奈川県警19人の順。
冒頭の言葉はフランスで使われたもの。高貴な人とは貴族などを指している。警察官は世の中の悪をくじき弱きを助けるため、けん銃を所持し、人を拘束する手錠を持つ正義の味方。氏家氏はそれを貴族に例えたたもので、与えられた職権には責務が伴うことを言っている。
氏家氏は日本テレビの会長などを歴任、平成23年に84歳で他界されたが、草葉の陰で泣いていることだろう。
警察官には自らの行動を律する職業倫理が求められていることを忘れるな。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
本日の警察マスコットは富山県警の「立山くん」です。
web小説「防諜 テロリストを補足せよ!」連載中です。日本版NSCの誕生に合わせて、日本国内で暗躍する北朝鮮やイスラム過激派と刑事の戦いです。 「続きを読む」からお入り下さい。
最近のコメント