警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
さぁ~どうする?
【治安つぶやき】
20日のフジテレビの「とくダネ」で、子供に声をかけると変質者扱いにされる-という特集を組んでいた。
「ころんだ子供に『だいじょうぶ』と声をかけたら不審者扱いされた」
という事例を例題に、独自アンケートを実施した結果、100人中7割が「声をかける」で3割は「かけない」だったという。
最近、子供の声かけ事案が多くなっている。9日には東京都武蔵野市吉祥寺で「ちょっとこっちに来てくれる」。8日には杉並区阿佐ヶ谷で「お菓子買ってあげる」などほぼ連日、どこかで発生しているだ。東京だけではない。今月15日には京都市南区で自転車で帰宅途中の小学生男児が、バイクの男に「1万円あげるから5分間つきあって」と誘われた。
昨年12月19日に武蔵野市で誘拐されそうになった女児に父親が気付いて「逃げろ」と叫び、事件を未然に防いだ。
こうした模範的な事犯があるのに対して、「不審者と勘違いされるので声をかけない」という事犯が3割もあったことには驚いた。
そう言えば、こんな国があった。
道路を通行中の女性が突然、意識を失って倒れたが、多くの通行人が見て見ぬふりをした。
ひき逃げされた2歳の女の子が道端で血を流して倒れていたが、18人もの通行人に見て見ぬふりをされ死亡した。
道路の交差点で、自転車に乗った老人が路上に転倒。周囲には多くの目撃者がいたにもかかわらず、路上に真っ青な顔色で横たわる老人は放置され続け死亡した。
いずれも、道徳崩壊が問題となっている中国での話である。
「倒れた老人を助けた人が、逆に加害者として訴えられ、高額な示談金を請求されるという詐欺が横行している」という事情があるようだ。
「不審者を見たら声をかけ合いましょう」―日本にはこうした地域社会の助け合いの精神があった。中国並みとは言わないが、困った子供を見ても「無視する」という「人間不信」が蔓延するようでは、日本の国も落ちたものである。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
本日の警察マスコットは岐阜県警の「らぴぃ」です。
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