警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日日レベル2)
罪の意識の無い人間
【治安つぶやき】
「罪の意識に苛まれて」という言葉は、どこにいってしまったのだろうか?最近の若者に罪悪感はないのだろうか?心が痛む。
殺人なみの強盗や強姦という凶悪犯の男(20)が検察庁から逃走した事件は無事逮捕できた。
それにしても捕まるのを分かっていながら逃走する心理。そして逮捕されても堂々としている姿…
昨年には数々のイベントを中止に追い込み、関連商品が撤去されるなど、1年以上にわたる劇場型犯罪で世間を振り回した36歳の男が警視庁に逮捕された。連行される男は写真のフラッシュをあびながら笑顔だった。
小欄がカメラマンの現役だったころ、連行される時の多くの犯人はコートをかぶせられて顔なんて見える状態ではなかった。殺人や強姦という凶悪犯がコートをかぶっているものだから、後ろからコートを引きはがす役目の記者までいた。
それが今は逆だ。両手錠をかけられた男が報道カメラに向かってガッツポーズする時代。そんな現象は平成16年11月、奈良県奈良市で帰宅途中の小学1年生の女子児童が誘拐され殺害された事件の犯人で新聞販売店の店員(36)が、身代金目的誘拐殺人という重大犯罪を起こしていながら、引き回しの時に顔を隠さず堂々としていたころから始まっている。
もちろん、その前に犯人の顔出しはあったが、裏にはカメラマンが隠れて撮影するなどの努力が隠されている。
警察は顔写真を国民に提供することで得られる捜査情報もある。なんといっても凶悪犯の場合は、「見えない姿」におののく国民の不安解消に役立つのだが、一方、罪悪感が微塵もない人間が多くなったのかと思うとこんな社会にゾッとする。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」に戻す。
本日の警察マスコットは群馬県警の「上州くん」です。
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