警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日単位・レベル)
積極的なけん銃の使用を!
【治安つぶやき】
また、警察官が襲撃された。
31日未明、東京都江東区の路上で、タクシー強盗の男(27)を逮捕しようとした51歳の警察官が背中などを刃物で刺されながらも拳銃を発砲して逮捕した。男は撃たれて重体だという。
男は埼玉県内で母親を殺害、放火して逃げたばかりか、都内でタクシーを強奪して逃走。パトロール中の警察官に発見され停止を求められるとさらに逃走したというから、まさに凶悪犯だった。
警察官が拳銃で射殺された事件と言えば思い出すのが平成13年8月26日の東京・三軒茶屋の事件だ。
「刃物を持った男が暴れている」の110番で交番から51歳の警察官が駆けつけた。逮捕しようとした警察官は首から胸、背中などをメッタ刺しにされた。それでも威嚇射撃しかしなかった警察官。ついに力つきて意識を失う中で男の胸を撃ち射殺し、自らも命を引き取った。
このうな刃物による警察官襲撃事件は13年までは多かった。12年6月には青森県警の警察官が職務質問中に、5年には警視庁のパトロール中の警察官が刺され、同年神奈川県の中華街でも暴れている男に刺されいずれも殉職している。
「なんのために拳銃を持っているのか?」当時の国家公安委員長が「撃てない警察官」に激怒した。そして「警察官等けん銃使用及び取り扱い規範」を改正して、ようやく欧米諸国の治安機関並に使えるようになった。
特に今回の事件は殺人に放火、逃走手段のために強盗を働き、警察官の制止を振り切って逃走するなど極めて悪質。警察官が刺されておりけん銃を奪われた危険性もあった。
取り逃がしていれば都民ばかりか埼玉県民などにも大きな恐怖感を与えたことだろう。
「身を挺して」凶悪犯を逮捕した行為に拍手を送りたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
前日から右欄で都道府県警のマスコットを紹介しています。今日は青森県警です。
最近のコメント