警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日単位・レベル)歩きスマホ
【治安つぶやき】
NTTドコモは歩行中にスマホの操作ができなくなる機能を備えたアプリを5日から導入する。「歩きスマホ防止機能」と言い、青少年向けに開発した無料アプリ。
先月16日の夜、東京都板橋区の東武東上線踏切で、47歳の男性が歩きながらスマホを操作、快速急行電車にはねられて死亡。5月には小学5年の男児がスマホをしながらホームから転落するなど「歩きスマホ」の事故が多い。
それだけでなく「歩きスマホ」の人にぶつかる「当たり屋」まで登場するなどこのところトラブルが多くなっている。
警視庁は7月、都内の中、高校生4250人を対象に、携帯やネット利用についてアンケートを行った。
その結果、携帯電話が手元にないと不安を感じるなど15項目のうち4項目以上が当てはまる依存度が高い生徒が31%もあった。こうした生徒の半数近くが不正請求などの被害に遭ったほか夜遊びなどの問題行動を起こしている。その依存度が高い生徒が使っている携帯電話の8割はスマホだった。
このため、警視庁はスマホ依存が子どもの非行の危険性を高めるとして利用時間を決めるなど何らかの対策が必要と訴えていた。
その昔「○○をしながら××をする」行為は「ながら族」と言われ、叱られたものだ。
NTTの今回のスマホ防止対策は極めて歓迎すべきと思うが、問題は、どう浸透させるかだ。
都内で2件の殺人事件があったが報道などを勘案すると首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向ポイント 59~40
レベル2 治安悪化の兆し ポイント39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり完全なる「平穏」(レベル1)をはずしています。
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