警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日単位・レベル)
官民挙げて取り組め
【治安つぶやき】
明けましておめでとうございます。新年早々、振り込め詐欺の話です。被害額が11月で227億7500万円に達し、この国民的な危機を放置できません。ところがブロックできそうな話があるのです。
NHKの報道によると、某通信会社が開発した電話機で、振り込め詐欺などに使われている疑いのある番号を着信すると赤ランプが点滅して注意を喚起するほか、音声で警告もするという優れもののようです。
報道によると有料サービスとなるが、既に首都圏を中心に16の自治体がこの装置を高齢者に無料で貸し出す取り組みを始めているという。
振り込め詐欺は携帯を使用し、騙す範囲は北海道から沖縄までと都県境がない。だから、一つの自治体周辺の番号だけでは効果は少ない。
問題は警察がどこまで疑わしき番号を提供してくれるかだ。
振り込め詐欺を本当に撲滅しようと思うなら、被害者に防がせるのではなく、振り込め詐欺ができない環境づくりが必要だ。
折角、通信会社がここまで開発したのだから、警察も総務省など関係省庁も携帯会社も官民挙げて成功させるべきである。
しかし、最も手っ取り早い対策はひとつ。番号を提供できるのなら詐欺に利用された電話の通信を止めればいいだけのことだ。
年の瀬というのに神奈川県などでは強盗事件、埼玉県の殺人犯と見られる男が都内でタクシー強盗し警察官に撃たれる。各地のアパートや寮で死体発見。沖縄ではヘリコプター墜落…日本列島の体感治安ならレベル3と言いたくなる。
来年は「安全、安心の年」であるよう祈りを込めて首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
※ 本日から右の欄で47都道府県警察のマスコットを紹介します(警察庁提供)北海道警察から南下します
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