警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日単位・レベル)
慌てることはない
【治安つぶやき】
「餃子の王将」の前社長が拳銃で撃たれて死亡した事件で、京都府警は被害者の身辺捜査に力点を置き、絞り込み捜査の手前で行き詰まっているようだ。
要するに「犯人は関係者全員」だろう。困難にしているのは「意外性」だ。報道は週刊誌を含めて喧しいが、この手の事件は1か月や2か月で解決できる事件ではない。
かつて佐藤英彦長官に「早く検挙しなければならないというのは誰の意見ですか」と叱られたことがあった。今、府警は手紙や通帳、年賀状まで任意提出を受けて被害者の周辺関係者、ひとり一人を捜査する消去法をとっている。関係者が多ければそれだけ時間がかかる。
身内などからは「人に恨まれることはない」と言われるなど隙のない人のように見えるから難しいのだろう。ストーカー事件で最も怖いのは、陰でじ~つと監視する「見えない犯人」だ。具体的な動きが見えないのが捜査を困難にしている。
しかし、今回の事件は「見えない犯人」ではなく「見えている犯人」だから「隠れている怨恨」を割り出すだけに慎重さが要求される。
「殺し屋」雇っているなら意外に早い。人違いなら年単位だろう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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