警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日単位・レベル)
記念銀貨が偽造される
【治安つぶやき】
偽札の発見枚数が年々増加傾向にあるなかで、遂に昭和天皇の在位60年を記念した1万円銀貨が偽造されてしまった。同銀貨は今月始め財務省が46枚発見したと発表していたが、日銀が調べた結果、20日までにその数は100枚にのぼるという。
12月4日には出会い系サイトで知り合った女性に偽1万円札を渡したとして茨城県警は34歳の男を逮捕した。コピーしたもので自宅から数枚を発見した。
11月17日には岩手県盛岡市の「イオンモール」に入居する食料販売店で、レジの売上金から1万円札に似た「100万円札」が見つかた。さらに9月には宇都宮市内タクシー会社が、前日の売上金の中から偽1万円札を見つけた。
8月には警視庁が偽造通貨行使の疑いで、中国国籍の土木作業員の男(25)を逮捕した。容疑は5月に新宿区内でタクシーを利用した際に偽1万円札を支払ったもので、供述によれば同区内で5枚、甲府市内で9枚を使ったという。
同庁が今年6月に偽1万円札使用容疑で逮捕した59歳の男は他に38枚の偽1万円札と、「ブラックマネー詐欺」用の黒色の紙片約2800枚持っていた。
この他にも栃木県宇都宮市で偽1万円札を使用した男女2人が逮捕が逮捕されたほか、4月には静岡県警が偽造通貨行使で20歳の男を逮捕するなど全国各地で偽造通貨事件が多発している。
警察庁によると平成24年に全国で発見された偽造貨幣は1950枚。前年に比べて414枚の増加。主な内訳は1万円札が最も多く1457枚で前年比で300枚も増えた。五千円札は109枚で24枚の増。
今年に入ってからは9月までに1万円札385枚、千円札291枚、五千円札61枚が発見されているが、中でも500円貨幣(硬貨と紙幣)が682もあった。
アベノミクスは歓迎だが〝偽のミクス〟は許してはならない。大量に出回ると経済に影響を与えるからだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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