警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日単位・レベル)
還付金詐欺は西高東低
【治安つぶやき】
警視庁は2日までに東京・昭島市の会社経営の25歳の男とその弟2人など計6人を逮捕した。弟のひとりは20歳の無職の男でもうひとりは18歳の高校1年生の男子生徒だった。余罪は約20件4000万円にのぼると見られている。
警視庁によると、今年上半期(1~6月)の都内におけるオレオレ詐欺の認知件数は959件で被害額は26億1220万円。昨年同期に比べて件数で444件、被害額で9億4350万円も増加している。
オレオレ詐欺の認知件数は東京が全国の38%を占めワース1。次いで神奈川県の13%、埼玉県の10%、千葉県の9%と首都圏の1都2県で実に全国の70%にのぼる。
被害額でも東京34%、神奈川県13%、埼玉県10%、千葉県9%と全国の66%だ。
オレオレ詐欺の「騙し文句」の1位は「会社の小切手が入ったカバンを置き忘れた」が全体の61%を占めており、企業による社員の家族への注意喚起など個人だけではなく社会全体で対処すべきである。
ところが、還付金詐欺になると認知件数は大阪府が全国ワースト1になり27%と東京の13%を大きく上回った。以下、兵庫県が11%、千葉県9%、愛知県5%と続き、西高東低なのである。東京など首都圏の人間は「子供の溺愛型」なのに対して大阪などは商人の街らしく「銭儲け」に弱いのだろうか。奇妙な現象である。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」
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