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2013年11月 4日 (月)

楽天日本一:津波で父犠牲の野球少女 躍進が私の力に(4日)毎日

「楽天と一緒に強くなる」。地元球団の活躍は、東日本大震災で傷ついた野球少年少女の心を支え、将来に向き合う力を与えた。
 津波で大きな被害があった宮城県石巻市のグラウンドで、細身の少女が白球を追いかける。市立石巻小の少年野球チーム「レッドベンチャーズ」のキャプテンを務める5年生の玉田日菜乃さん(11)だ。「来るよ、ライト前!」と、大きな声でチームメート18人を引っ張る。
 震災の津波で市内の郵便局に務めていた父真孝さん(当時41歳)を失った。その4カ月後、兄悠真さん(13)と同じ野球チームに入った。女手一つで兄妹を育てる母裕美さん(42)は仕事で忙しく、「2人で野球をやれば一度に応援でき、負担を減らせる」と思ったのが理由の一つだ。
 震災前は、家族で兄の試合をよく見に行った。ルールを知らなかった玉田さんに真孝さんは一つ一つ教えてくれた。大好きな父と、テレビで楽天の試合を見るのも楽しみだった。父、兄と3人でキャッチボールもした。手加減して投げてくれていたことが、野球を始めて分かった。父の影響もあって野球に打ち込む自分の姿に「きっと喜んでくれる」と話す。「父の全力投球を捕れるくらいにうまくなる」のが目標だ。
 昨年8月、球団の招待を受け、初めて楽天戦を球場で見た。「観客の盛り上がりも、テレビで見る以上にすごい。わくわくしっぱなしだった」。特にチームを引っ張る嶋基宏選手に目を奪われた。3日の最終戦は母と兄とテレビで観戦。「楽天も私も被災し、そこから野球ができるようになったので、いつも一緒に頑張っている気分。母の喜ぶ顔を見るとうれしいので、私も頑張る」と誓った。
 同じ市内にある市立大街道小の「大街道キッズ」の6年生エース、亀卦川(きけがわ)祥太君(11)は「楽天の試合を見ることで元気づけられ、頑張ろうという気持ちになれた」と感謝する。同小はグラウンドが津波をかぶり、震災から約4カ月、練習ができなかった。この日もテレビの前で、将来は「マー君(田中将大投手)のような強い投手になる」と夢を語った。【近藤綾加、三浦研吾】

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